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コラム

歯がしみる

スタッフコラム

2018.1.21

 

 

こんにちは。

歯科衛生士の境です。

 

 

先日友人から

 

治療した歯がしみる

 

と相談を受けました。

友人のかかりつけの歯科で相談すると

 

様子をみましょう。

 

と言われ、不安になった。とのこと。

しかし

様子をみましょう。

にはちゃんと理由があるんです。

 

歯科では患者さんの要望と患者さんの歯をできるだけ残すことを優先します。

 

『削るのは最小限に』を当院でも心がけています。

 

しかし、むし歯が大きければ大きい程歯の中にある神経の部屋の近くまで削ることになります。

 

歯の構造上、削る量が多い程様々な刺激が神経に伝わりやすくなります。

 

特に金属の被せ物は『冷たい』『熱い』などの温度を伝えやすいので治療後しみる症状が出やすくなります。

 

歯は神経への刺激があるとその刺激から神経を守ろうとして治療部分と神経の間に刺激を通しにくい新しい組織を作り出します。

 

この組織ができるにつれ、治療部分と神経との間に距離ができ次第に症状は緩和していきます。

 

期間としては むし歯の大きさ、深さなどによって個人差がありますが数ヶ月かかることもあります。

 

この組織がちゃんとできるまで

様子をみましょう。

となるのです。

 

痛い時は強くかみしめることを避け、急激な刺激を与えたり硬いものを食べたりすることは避けてお過ごしください。

 

 

また、痛みの原因は噛み合わせが高いなど他の原因も考えられますので、むし歯を治療して数日後、経過観察のために必ず来院しましょう。

 

 

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