ラバーダム防湿法ってなぁに??
2018.8.8
こんにちは。
アース歯科クリニックつくばです。
タイトルの通りラバーダム防湿法とはご存知でしょうか?
おそらく初めて聞く方がほとんどかと思います。
ラバーダム防湿法とは、ラバーダムというゴムの膜のようなものを口の外に装着し、
治療する歯や部位のみを露出させ、他の部分や口の中の唾液と隔離した状態で治療する方法です。
日本では実はそれほど使用されていないものの、先進国では当たり前のように行われている方法です。
当院では、根管(歯の根の中)治療時にラバーダム防湿法を行っております。
今回はラバーダムについてお話したいとおもいます(*^^*)
①無菌的処置
唾液などの細菌が侵入するのを防ぎ、
可能な限り無菌的な処置を行える理想的な衛生環境を作りだすことができます。
②術野の明示
ラバーダムのない治療では歯科医師が片手で口唇や頬を押さえ、口の中を見やすくする必要がありますが、
その役割をラバーダムが補ってくれる為、両手が使え、治療している歯のみ集中し、
より丁寧な治療が可能となります。
③器具の誤嚥吸引の防止
歯科では歯を削ったり、薬品を使ったりします。
その際に生じる微量の粉塵や揮発成分の吸引や、治療器具や削片、薬品、洗浄液などの誤嚥(誤って飲み込むこと)を防いでくれます。
④周囲軟組織の保護
治療に必要な薬液が口腔粘膜に付着することを防止します。
⑤防湿
乾燥した環境になることにより鏡(デンタルミラー)の曇りを抑えることができます。
これにより治療の効率(正確さや速さ)が向上します。
このようにラバーダム防湿法を行う事でのメリットがたくさんあります(*^^*)
※患者様やケースによってはラバーダム防湿法が適さない場合があります。
・鼻での呼吸が困難な方
・顎が弱い方、長時間お口を開けているのが難しい方
・歯の形状から装置を固定することができない場合
ご不明な点などお気軽にスタッフにお声かけください♪
つくば市の歯医者
アース歯科クリニックつくば